研究概要

自分が思い描く立体を実際に作り出すことは容易になりつつあり,ものづくりはメーカーや工場だけのものでなく,一般でも簡単に行えるようになってきた.しかしながら,既存の手法で造形される物体は固く,人の力で変形をさせることは難しい.また,造形された物体を再度素材の状態に戻すことは難しく,新たに出力を行う際には新しい素材を用意する必要がある.本研究では造形後に人の手で立体物の変形が可能であり,素材の再利用が可能である加工機を目指し,素材である粉体を削って造形を行う加工機を開発した.

発表論文

  • 佐藤 永虎, 鈴木 優. 粉体を素材とした立体物を造形する加工機の開発. 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI), 2021-HCI-192, pp.1-5, 2021年. 学生奨励賞

ギャラリー