研究概要

口癖や暴言などの言葉遣いの問題は,第三者からの指摘がなければ自覚及び改善が難しい.我々は,第三者の存在がなくとも,発言者が直接自身の言葉遣いを振り返ることができる手法が有効なのではないかと考えた.そこで,本研究では,暴言や口癖などの言葉遣いの改善を目的とした音声返戻システムを開発した.ユーザは控えたい言葉を設定し普段どおり発話するだけで,設定単語を発した際に自身の音声を聞き返すことができる.直接的な発言の振り返りを利用し,言葉遣いへの意識づけを強化することで改善につなげる.提案システムが実際に特定の言葉の発言抑制に効果があるかどうかも検証した.その結果,提案システムを利用することで,言葉遣いへの意識づけが期待できることがわかった.

発表論文

  • 横山 紗菜, 鈴木 優. 言葉遣いを改善する音声返戻システムの開発. インタラクション2020論文集, pp.936-939 , 2020年.

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