研究概要

フォントにはそれぞれ形状に特徴があり,フォントの外観的特徴は,読み手が文字列から読み取る印象を変える可能性を持つ.そのため,文字列の内容とフォントの印象とが合致していない印刷物等は,読み手に文字列の内容とは違った印象を与えてしまうことがある.本研究では,フォントを選択する知識や技能のことを「フォントリテラシ」と呼び,フォントリテラシが乏しい人へのフォント選択の支援を目的に,文字列の内容とフォントの印象とが合致しているかどうかをディープラーニングを用いて判断し,適したフォントの種類の提案をするツールを開発した.

発表論文

  • 鈴木 眞生, 鈴木 優. フォント警察:ディープラーニングを用いたフォント選択支援ツール. インタラクション2018論文集, pp.620-622, 2018年.

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